トイレの介護リフォームを行うときのポイントとは？

トイレの介護リフォームを行うという場合には、どのようなポイントに注意して行えばよいのでしょうか？トイレの介護リフォームで失敗しないためのポイントについて紹介します。

トイレの介護リフォームの必要性について

トイレは誰でも毎日使用するものですが、歳をとるにつれて使いづらさを感じることが多いものです。
トイレに段差があると、転んで怪我をすることもありますし、トイレのスペースが狭いと車椅子で入ることができない、介助者が一緒に入れないなどという問題がでてきます。
トイレが使いづらいと生活が不便と感じてしまいますので、トイレの介護リフォームはとても重要です。
介護リフォームをする際には、必ずトイレの介護リフォームを行うようにしましょう。

どんなポイントに注意をすればいいの？

では、具体的に何をすればよいのでしょうか？そのポイントについて解説します。

まず、大きなポイントは、段差をなくすことです。
よく知られている言葉で言えば、「バリアフリー」にするということ。
段差を解消することで、怪我のリスクが軽減できますし、車椅子で出入りする際もスムーズになります。

それから、もう1つ大きなポイントは、トイレ全体のスペースです。
車椅子で出入りすることや、介助者と一緒にトイレに入ることが予想されますので、十分なスペースを確保するということが大きなポイントになります。
トイレのスペースはしっかりと十分なスペースを確保するようにしましょう。

そして、忘れてはならないのが、手すりです。
手すりが付いていないと、転倒して怪我をしてしまう恐れがありますし、トイレで便器に座る、立つ際に体に大きな負担がかかってしまいます。
手すりがあれば、怪我のリスクを軽減することができ、また体にかかる負担も減らすことができますので、手すりも忘れずに付けるようにしましょう。

また、便器についても検討する必要があります。
ほとんどの家では、洋式タイプになっていますが、古い家の場合には和式タイプのトイレもあります。
洋式であれば座ることができるので、腰や膝などにかかる負担が少なくて済みますが、和式タイプの場合には、座ることができないので、体に大きな負担がかかってしまいます。
もしも現在、和式タイプになっているということであれば、洋式タイプに変更するのがよいでしょう。
トイレは誰でも毎日使用するものですので、快適に使えるようにすることが大切です。
ぜひ、このようなポイントに注意してトイレの介護リフォームを行いましょう。