介護リフォームの助成金・補助金の申請方法とは?

介護リフォームを行う際に、一定の要件を満たしていれば、助成金・補助金を受け取ることができます。
ただし、これは、介護リフォームをすれば自動的に振り込まれるというものではありません。
申請を行う必要があります。
どのような方法で申請を行えばよいのでしょうか?申請方法やそのタイミングについて解説します。

介護リフォームの助成金・補助金の申請方法とは?

介護リフォームを行う際に、一定の要件を満たすと助成金・補助金を受け取ることができます。
ただし、これは工事が完了すれば勝手に振り込まれるというものではありません。
きちんと申請を行う必要があります。
介護保険制度を利用する際の申請方法についてですが、最初に工事の承認申請を行います。
ここが1つの大きなポイントになります。
工事開始後、工事中、工事後などに申請をしても許可されません。
必ず、工事を行う前に申請を行うようにしましょう。

申請方法についてですが、順番に解説します。

① 自治体から要支援もしくは要介護認定を受ける
② ケアマネジャーに相談し、介護リフォームの内容を検討、施工業者の選定を行う
③ 施工業者を決め契約を行う
④ 各自治体に申請の一部を提出(事前申請)
⑤ 事前申請の審査結果で審査に通ったのちに、着工
⑥ 工事完了後に、業者に工事費用を全額支払う
⑦ その後、再び申請を行う
⑧ 助成金・補助金が支給される

簡潔にまとめるとこのような流れで申請を行うことになります。
何度も繰り返しますが、事前申請であるということに注意をする必要があります。
忘れてしまうと、助成金・補助金を受け取ることはできないので、注意が必要です。

助成金・補助金の支払われるタイミングに注意!

一定の要件を満たしていると助成金・補助金を受け取れるということから、最初にそれが支給されると考えている人が多いようです。
ですが、結論から言えば、そうではありません。
実際に、支給されるのは工事が完了した後ということになります。
つまり一時的に工事費用は全額負担しなければならないということです。
最初に受け取れるものだと思い、それをあてにしている人もいるようですが、事前に申請して事前にもらえるということではないので、注意をしましょう。

また、介護保険を利用したものだけでなく、各自治体が独自に行っている、助成金・補助金制度などもありますので、各自治体のホームページなどで確認してみるとよいでしょう。

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