車椅子で快適に生活するための介護リフォームとは?


車椅子を使用している高齢者が快適に生活をするためには、どのような介護リフォームを行えばよいのでしょうか?


快適に暮らせるための介護リフォームのポイントについて解説します。

段差の解消が最も大切なポイント!

車椅子を使用している高齢者が快適に生活するためには、何が大切なのでしょうか?


最も大きなポイントは、「段差の解消」です。


車椅子を利用されている方が、最も不便だと感じるのが段差。

玄関、部屋の出入り口、階段など色々なところに段差があります。


高齢者の方が車椅子を使用する場合には、体力も衰えていますし、段差を乗り越えるというのは非常に難しくなってしまいます。
また、バランスを崩してしまい、転倒するなどのリスクも高いため、段差の解消が求められます。


段差が解消されれば、車椅子に乗っている人の移動も楽になりますし、車椅子を押す介護者の人の負担も軽減することができます。

ですから、何よりもまず「段差の解消」が重要なポイントです。


介護リフォームでは、家の中の段差を解消するようにしましょう。


家の中の段差が解消されるだけでも、使いやすさが大きく変わりますよ。

注意しておきたいその他のポイントとは?

家の中の段差を解消するというのが、1つの大きなポイントですが、もちろん段差を解消しただけですべて快適になるわけではありません。


よく使うものにも注意をしておきたいものです。


普段よく使うものとは何のことでしょうか?


それは、「照明のスイッチ」です。


車椅子を使用している人と、していない人では目線の高さがまったく異なります。


通常照明のスイッチの高さは、車椅子を利用する前提ではありませんので、車椅子を利用する人からすると高い位置に付いていることがほとんどです。

そのため、車椅子の人からすると非常に不便だと感じてしまいます。


照明のスイッチの高さを低い場所に変更することも検討しておきましょう。

トイレや廊下、玄関などの場合にはスイッチの高さを低くする以外にも人感センサー付きの照明器具にするというのもよいでしょう。


そうすることで、車椅子で利用する際に自動で点灯、一定の時間が経てば消灯するようになるので、より快適に利用することができます。


車椅子を利用している人の意見を聞きながら、どうすればより快適に暮らすことができるようになるかを検討して介護リフォームを行うことが大切です。


まずは、車椅子を利用する人の目線で考えるようにしましょう。

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